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転職先でも活かせた銀行員時代の法人営業のスキル

2020 5/31
転職先でも活かせた銀行員時代の法人営業のスキル
銀行員のアイコン画像銀行員

銀行員で学んだスキルや経験なんて他の会社で活かせるのかなぁ・・・

銀行員のアイコン画像銀行員

銀行を辞めたいけれど、他の会社で働けるか不安・・

銀行の営業はノルマがきつく、毎日やっていることも同じで、「このままずっと銀行員をやっていていいのかな?」という気持ちになりますよね。

かと言って、「自分が他の企業でやっていける自信もない」、だから行動できないという気持ちも分かります。

なぜなら、ぼくも銀行から転職をする際に同じようなことを考えていたからです。

しかし、ぼくが銀行からの転職を考え始めた当時、ネットで「銀行からの転職」について調べたのですが、銀行からの転職ブログを書いている人は、銀行を辞めてブロガーになっている人だったり、仕事が楽な会社に転職したりと、明らかなキャリアダウンをしている人ばかりで、自分が参考にしたいと思える人がいませんでした。

それがぼくがこのブログを書いている理由でもあります。

キャリアダウン退職者のアイコン画像キャリアダウン退職者

銀行なんてサッサと辞めた方が良いですよ!!

銀行のネガティブな箇所だけを列挙して、辞めた張本人は明らかにキャリアダウンしているのに、「銀行はいても意味がないから辞めた方がいい」という主張の意見には反対です。(多くのブロガーがそうなのですが・・・)

銀行は嫌なことも多いし、年功序列でやるせない気持ちになることもありますが、銀行で働いた経験は必ずその後の人生に活きます。

今回は、ぼくが銀行から2回の転職をして感じた、銀行の営業を通じて身についていたと思うスキルについて解説します。

この記事を書いている人
  • 新卒で銀行に入社(not メガバンク)、4年間法人営業に従事
  • 銀行を退職し7ヶ月間のニート生活を経て、リクルートに営業として入社
  • 入社1年後に50名の営業リーダーを務め、新規プロジェクト責任者も兼務
  • 3年間のリクルートの営業を経て、ベンチャーキャピタリストに転身

本記事の内容は、面接の際にも話していたのでどなたかの参考になれば幸いです。

目次

新卒で銀行を就職先に選んだ理由

ぼくが「なぜ最初の職場で銀行を選んだか?」を簡単にお話させて頂きます。

おそらく、大学時代にビジネスに身を置いていたり、様々な企業を本当の意味で理解していた学生は一握りでしょう。にも関わらず、大学3年生になったら途端に就活が始まり、

就活生のアイコン画像就活生

僕がやりたい仕事は〇〇です!

なんて言っている就活生たちを見て、「変だな」と当時のぼくは思ってました。

そそのアイコン画像そそ

いや先月までバイトと旅行しかしてないじゃん・・・

自分は大学までサッカーを本格的に続けてきたこともあり、学生時代はサッカーしか頭にありませんでした。

だからこそ自分は、最初の就職先を「将来やりたいことを見つけるための場所」と決めました。

本来、他の人にとってはこの場所が「大学」なのかもしれません。ただ、自分は大学でサッカーしかしてこなかったので、最初に就職する会社で自分のやりたいことを見つけるようにしました

自分が将来やりたいことを見つける場所の条件として、2つの軸を決めました。

新卒就職先の条件
  • 面白い人に出会える
  • 将来の選択肢を狭めない

この2つに当てはまるということで、銀行を最初の就職先として選びました。

結果的に、銀行には4年間お世話になり、最後の2年間は全社員で数人しか選ばれない表彰を頂けるまでになり、とても楽しくお仕事をさせて頂きました。

振り返ってみると、銀行の法人営業で働く素晴らしさは、環境を変えないと理解するのは難しいかもしれません。

転職後も活かせた銀行の法人営業で培ったスキルは大きく3つあると思っています。

・若いうちに経営者とタイマンで仕事が出来る!
・幅広い業界の知識や情報をインプットできる
・晴れの日に傘を差し出すことで営業力が身につく

それぞれについて解説していきます。

若いうちに経営者とタイマンで仕事が出来る!

世の中には色々な会社がありますが、若いうちから一定規模の会社の経営者とサシで会話できるのは銀行員だけです。

コンサルも経営者とタイマンで仕事が出来そうですが、20代の若いうちは役職者の下でリサーチ業務を行うなど、本当の意味でサシで対等に会話ができるのは少し時間が経ってからです。

経営者の方とサシで会話できるということは何にも代えがたい経験です。

銀行員の法人営業の方にとっては当たり前になっているので理解しづらいかもしれませんが、経営者と従業員では見ている視界や視座が全く異なります。

つまり、銀行員として経営者の方に接しているだけで、自然に自分の視野が広がり、視座も高くなっているのです。

銀行以外の仕事で20代の営業マンに対して社長が出てくることはあり得ません。

今働いているリクルートでも、一部の零細起業を除き、毎回当たり前のように社長が出てくることはほぼありません。

経営者に会えるだけでなく、会社にとって命である”お金”の話をする

経営者に会えるだけではなく、会話の内容は会社の運命を握る『おカネ』の話です。

20歳そこそこのピヨピヨしたビジネスマンが、1代で何千億円企業を作った人と仕事の会話が出来るのです。

これは、まさに会社というツールを使って素晴らしい体験が出来るという最たる例といえます。

右も左も分からないビジネスマンが仕事を通じて、経営者の方とお話しさせてもらうことで視座がグッと高まり、期待に応えるために財務や運用についての知識を身につけていく。

他の営業マンが、特定の業界の会社の販売担当課長とかと話している間に、経営者と会社経営に関する財務の会話の経験をしているのですから、大抵の仕事には対応できると思います。

ぼくが銀行員時代に出会ったお客様は魅力的な人が多く、考え方や過去の出来事を教えてもらうことで自分の思考の幅が広がったと感じています。

今でも「飲みいこーよ!」って、頻繁に電話をかけて下さる人がたくさんいて、銀行に勤めていて本当に良かったなーっと思ってます。

幅広い業界の知識や情報をインプットできる

「どんな商売が儲かるか?」「業界内での強い会社、弱い会社の違いは何か?」「良い経営者はどんなことを大切にするのか?」

特定の業界慣習などに捉われることなく、様々な業界のビジネスモデルを横断的に見ることが出来るのは銀行員ならではのメリットです。

他の会社の営業マンの場合、対峙するのは特定の業界です。

長い期間、1つの業界を担当していると、業界の独特の商慣習に対して疑問を持たなくなってしまいます。

銀行からリクルートに転職した際には特定の領域に対峙してましたが、自分にとっては理解できないような不思議な商慣習がたくさんありました。

幅広い業界を見ることで身につく銀行でのスキル

銀行の業務を通じて、様々な業界の様々な会社の決算書を見ますよね。

すると、ある業界では勝ちパターンのものが、他の業界では全く通じなかったりするケースにたくさん触れることになります。

銀行員のアイコン画像銀行員

この財務内容だと普通はダメなんだけど、この業種ならばいいのか・・・

もちろん、何も考えずに働いていたらダメですが、あなたが何気無く向き合っていた稟議書作成や案件プロセスを通じて、多角的な考え方が身についているのです。

自分のノルマを考えているだけでは多角的な視点は身につきませんが、自分自身で様々なことに興味を持って、お客さんやその商売に対峙していれば、自然に身についているのです。

ぼくは社会人生活の最初の仕事が銀行だったことで、「なんでこの業界の決算書は〇〇なんだろう?」とか「この業界には当てはまらないのか」のような疑問力や本質を考える力がついた気がしています。

上司に稟議を通すためには嫌でも考えなくてはいけないので、多くの銀行員の方が身につけているスキルなのではないかと思っています。

そして、幅広い業界を見ることで、自分自身の視野が狭まらず、固定観念がつかなかったことも非常に重要なポイントです。

晴れの日に傘を差し出すことで営業力が身につく

銀行の法人営業の場合、商品は『お金』です。

金利に多少の差はあれど、急に2億になる1億はありません。借りる側からしたら、どこの銀行から借りても変わらない。

つまり、商品で差別化がなされていないということなのです。

銀行員の方は気づいていないのですが、商品で差別化がなされていない中で、一定の成績を残せたというのは転職市場で非常に評価されるポイントです。

何故なら、商品が差別化されていない状況で、数ある競合を差し置いて実績を作ったということは、あなた自身の人間力や営業としての提案力があるという証拠だからです。

例えば、あなたがAppleの社員でスマートフォンを売る営業マンだとしましょう。

営業マンのアイコン画像営業マン

他のスマートフォンメーカーに勝ち、たくさん販売しました!

と、アピールする人がいたらどう思いますか?

「それはAppleの商品が良いからでは?」と思いませんか?それだけ自社の商品が強いと営業マンとしての価値を発揮するのは難しいのです。

一方で、銀行のように商品の差別化がほとんどできないような営業は難易度が高く、市場価値が高いのです

『銀行は不要なものを押し売りする』とよく言われますが、それは企業としての問題です。

営業マン個人単位で考えた場合、本当に不要なものを売れるのであれば、『個人の力として営業力がある』と言えます。

営業をする相手は百戦錬磨の経営者

前の項目でも記載したように銀行員の営業相手は経営者であることが多いです

経営者の方は日々、従業員や家族を背負って、誰よりも自ら営業をしています

つまり、銀行員は世の中のトップ営業マン相手に営業をしていると言い換えることが出来ます。

経営者から気に入られることは簡単ではありませんが、何度もぶつかっていき、失敗を繰り返すことで気づかない内に格段にパワーアップします。

経営者の方々は若い頑張っている人には好意を持って接してくれます。本来であれば高い営業セミナーを払って学ぶべきような経験を銀行員は何回もしていることになるので、知らぬ間に対人スキルがついています。

銀行員のアイコン画像銀行員

でもまだ銀行でそんな実績を出しているわけではないし、自信ないよ・・・

それでもまだ自分に自信がない、という人にはこちらのエージェントでをご紹介します。

金融機関出身のエージェントしかいないので、あなたが行なってきた銀行での業務がどのくらい評価されるのか?どんな業界に評価されるのか?どのくらいの市場価値があるのか?を過去の銀行出身の転職実績を用いて説明してくれます。

商品が同じだからこそ営業力が身につく

銀行の法人営業を行って良かったこと

銀行の営業ほどイメージが悪い営業も少ないですよね。「やりがいがない」「ノルマがきつすぎる」「減点主義の評価制度」など、例を挙げたらキリがありません。

世間では銀行不要論が蔓延していたり、営業にはネガティブなイメージが根強いですが、個人的には新卒の最初のビジネス人生を始める場としては良いと思っています。

スポーツも勉強も土台となる基礎が大切ですが、銀行ではビジネスマンとしての足腰を鍛えることが出来ます。

更には銀行の法人営業を通じて、財務知識や経営観点での思考力、モノとカネの流れなど、その後のビジネス人生においてもずっと使えるようなスキルや経験が身につけることが出来ます。

銀行の法人営業を通して身についたスキル

・若いうちに経営者とタイマンで仕事が出来る!

・ありとあらゆる業界の知識や情報をインプットできる

・晴れの日に傘を差し出すことで営業力が身につく

銀行での勤務体験を自身で振り返ってみて、様々なことを経験させてもらい、成長させて頂いたと感じています。

冒頭に『将来やりたいことを探すために銀行に就職した』と記載しましたが、銀行での勤務経験を経ることで、少しずつ新たな道へ動き出せているので良かったと思っています。

自分は銀行に感謝してますが、1度きりの人生なので、色々なことにチャレンジしたく退職しました。もし、あなたがぼくと同じような考え方なら転職することをオススメします。

銀行でのスキルを言語化してくれるエージェントは少ない

その際には、銀行で働くことの価値や魅力を知らずに転職活動を始めるのはもったいないです。

転職の面接を受けるとしても、自分が働いていた会社で学んだものを理解していなかったら「考えの浅い人」と見られるでしょう。

あなたが面接官だったら、今いる環境の良さが分からない人は採用したくないですよね?

しかし、銀行の業務はかなり特殊であり、経験した人でないと本当の意味で理解できません。

ぼくも転職活動時にいくつかの大手エージェントに登録して面談しましたが、

転職エージェントのアイコン画像転職エージェント

銀行の営業の人は営業力がありますよね!

のようなざっくりとした理解しかされません。「なぜ営業力があるのか?」「どんな営業力なのか?」を言語化しないと意味がありません。

ですので、同じ境遇を味わった人で同じ経験をした人をサポートしているエージェントに依頼するのが得策なのです。

ぼくは銀行にいたことも素晴らしい経験だと思っていますし、自ら決断をして環境を変えたことも心の底から満足しています。

みなさんも、銀行に残るにしろ、転職するにしろ、悔いのない決断をされることを願っています。

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この記事を書いた人

そそのアバター そそ 現コーポレートベンチャーキャピタリスト

元リクルート営業、元銀行の法人営業。銀行の営業では全国1位、リクルートでは3年の在籍で2回の年間表彰を受賞し、新規事業PJ立ち上げも経験。営業一筋だったキャリアから一転してベンチャー投資の世界に飛び込むまでのキャリア論を記載

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