
いつか俺も起業家みたいな生き方をするぞ

みんな、やりたいことがあって転職してすごいな
『リスクを取ってチャレンジしている人』を羨ましがって、今の会社員生活や自分自身に対して不満を持っていませんか?
実は、この記事で書かれている内容を20代に実践出来ないと、あなたは今と同じ社会人生活を最後まで送ることになる可能性が高いと思っています。
なぜなら、ぼく自身が、様々な理由をつけて行動せずにダラダラと銀行員生活を送っていたことに対して後悔しているからです。27歳で転職活動を腰を据えてしなかったら、その生活が続いている自信があります。
そして、30代に活躍しているビジネスマン、起業家を見ると、確実に共通点があるのです。

また転職を勧める記事かよ〜
ぼくは必ずしも転職が素晴らしいと思っているわけではないですが、多くの人にとって一番身軽なアクション(挑戦)が「転職」なので、転職をすることを強くススメます。
転職を勧める理由として、「年収が上がる」「もっと楽な仕事がある」など、そんなことを言うつもりは毛頭ありません。
むしろ、しないと人生が無理ゲーになる可能性が高いという話です。
今回は20代で転職をしない人は、一気に人生が競争激化モードに入るということを論理的に説明します。
- 新卒で銀行に入社
- 銀行を退職してニートしながら英語を猛勉強
- リクルートの営業職に転職
- ベンチャーキャピタリストに転職
なぜ大企業から転職することに抵抗があるのか

現代の20代や30代の人たちは昭和の遺産によって教育されてきた時代です。
みんなで同じトレンディードラマやホームドラマを見て

あなたの幸せはこれです
という風に洗脳されてきました。
テレビ番組では、会社に勤めているサラリーマンが主人公になり、上司や家庭の問題を乗り越えていく。そしてマイホームを買って、休日は家族で出かけ、幸せな家庭の様子を映し出す。
確かにその生活は幸せかもしれませんが、今は状況が全く異なります。
トレンディドラマの時代は日本の大手メーカーが日本経済を牽引しており、そこで働く人にも十分な待遇が用意されていました。
トヨタや東芝などの大量生産メーカーが世界のトップ企業だった時代は、人が変わっても同じことができるように社員は教育されてきました。
新卒で入社する学生は「大企業で出世することが幸せ」という価値観は減ってきてはいますが、既に社会人になっている20代、30代は未だにその価値観に引っ張られています。
自分の親や社会に洗脳されてきたからですよね。
幸せの在り方や大企業で出世することを教育されてきたので、あなたが転職においても足踏みしてしまうことは当然のことなのです。
だから、あなたが足踏みすることはいたって普通のことなのです。頭が悪いわけでも、勇気がないわけでもありません。
ただ、これからの時代は行動できない人が価値を発揮していくのは難しいのは紛れもない事実だということを認識ましょう。
僕たちは『幸せの定義』や『リスクを取らない』ことの洗脳を受けている。
受けてきた教育によって起きてしまっている思考法
「ぼくたちは大企業に勤めて働くことが「幸せ」だということを刷り込まれてきた」ということをご説明してきました。
これを裏返して言えば、「不確実性の高い挑戦は避けるべき」とも言い換えることができます。
実はこれは一番の問題なのです。
ぼくたちが受けてきた教育というのは「基本的に損得勘定」なのです。

良い大学に入った方がいいぞ
「AとBのどちらをやった方が可能性が高いか?」をしっかり見極め、可能性が高い方を選んでいく。
だから、一見リスクがあることを行うよりも大企業にいた方が合理的になるのです。
繰り返しますが、今は時代が違うのです。
これからの時代はアクション格差の時代

近年は途轍もないスピードでテクノロジーが進化しています。
機械が全く同じ作業を尋常じゃないスピードで文句も言わずに年中無休でやってくれる範囲が広がっています。
過去のトレンドや精緻な分析により、効率的な次の1手を指し示してくれるまでに進化を遂げています。
ぼくが働いているリクルートでは、機械学習を利用して、ある人のプロフィールやWEB上での行動履歴を分析し、1人1人に適した広告を配信しています。
過去データをもとに学習して、機械がネクストアクションまで提示するということは今後どんどん広まっていくでしょう。
事務作業の正確さや、数値データに基づく最適解をベースにアクションしてきた人は、機械が作り出すビジネスに飲み込まれるのではないか?と個人的には考えています。
これからの世界で、人間が優位性や差別化を見出せるのは、自分の興味・関心に基づくアクションです。
機械はリターン以上のリスクがあるときにリスクを負って行動することを絶対にしません。
その瞬間瞬間で、やってみたいと思うことに対して行動していくか?その素早さがとても大切だと思っています。
これって本当にやりたいことなのかな?

労力に見合った対価が得られるだろうか?
などと考えてしまうのは、これからの時代では得策ではありません。
少しでも興味があるのであれば、行動して見る。儲かるとか儲からないとか、失敗したらどうしよう、などと考えていたらダメです。
「面白い」と思ったものにすぐに跳びつける瞬発力がある人はどんどん成長し、価値のある人材であることは間違いありません。
・機械はリスクとリターンでしか判断しない
・興味からのアクションを起こせる人の価値が高まる
あなたの性格とリスクとのバランス

起業家と呼ばれる人たちが持っている『すぐに行動できる』という要素が、今まで以上に重宝されていくでしょう。
ただ、あなたが急に大きなリスクを取って行動すると、おそらく身も心も壊します。家族がいたり、大きな貯金がなければ、なおさらです。
起業家の本やスタートアップの記事に憧れて行動することは、大企業に勤めている意識高い系のあなたには不向きな可能性が高いのです。
ぼくたちはこれまでに画一的な人間になるような教育を長きに渡りされてきたため、急に価値観や考え方を変えるのは難しいのです。
一方で、これからいくらでもそのマインドを変えていけるということも紛れもない事実です。
そこで、少し無責任に感じるかもしれませんが、ぼくは『転職をしてみる』ことをオススメします。転職でなくても副業でも構いません。
幸いにも人間は慣れて成長していく生き物です。少しずつですが、強くなっていく生き物です。
『転職』というアクションをし、行動することを習慣化していけば、そのプロセスの先に、起業をすることが待っているかもしれません。
いずれにしろ、今この瞬間、「会社外でこれやってみたいな」「あの会社面白そうだな」と思ったものに対してすぐに行動することが大切です。
反対に、今行動できないと今後も今の悶々とした気持ちを抱えたままビジネス人生を終える可能性が高いでしょう。
ぼくは自分にそう言い聞かせ、銀行の退職に踏み切りました。
転職や副業で「行動する」ことのトレーニング
ぼくは心の底から、『行動すること』が何よりも重要だと思っています。このブログも慣れない中、wordpressの知識もないけれど

とりあえず自分の考えを残したい!伝えたい!
という気持ちだけで始めました。その結果、このブログを見て下さった、リクルートに入りたい人や転職したい銀行員の方と出会うことができました。
彼らと昔の自分に共通して言えることは2点です。
数年前の自分がまさにそうだったように、そこでアクションできるか出来ないか?が大きな分岐点だと思っています。
27歳の自分が転職をしなかったら、ずっとやりたかったベンチャー投資の仕事をすることはなく、今も不要なお金を企業に貸し付ける仕事をやっていたでしょう。
この記事が皆さんの行動のきっかけになることを願っています。
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