こんにちは。
興味ないかもしれませんが、今回はこのブログを書くことにした理由についてお話させて頂きたいのです。
なぜ、ちゃんとお話させて頂きたいか?というと、ぼくがブログを書く理由は多くのブロガーとは完全に異なるからです。
世の中のブロガーがブログを始めたのは、「本業とは別の収入が欲しい」「不労所得が欲しい」という理由で始めた人がほとんどでしょう。
しかし、ぼくがブログを始めた理由は違います。
ぼくがブログを始めた理由は、ブログの方が効率が良いからです。

効率が良い?どゆこと?
少し説明が雑だったので、詳しくお伝えします。
ぼくがブログを書いている理由
ぼくはビジネス人生は、メガバンクでもない銀行の普通の支店で、仕事が嫌でサボりながら営業をすることから社会人生活が始まり、ニート生活、リクルートの営業を経て、今では海外のベンチャー投資の業務を行っています。
ベンチャー投資の仕事は非常に狭き門で、限られた人しか出来ない職種ですが、ずっと自分がやりたかった業務です。
ぼくがいる部署の周りの人は外資金融、コンサル出身の人ばかりで、ぼくのような営業しかしてこなかったような未経験の人はいません。
それでも、この仕事のチャンスをもらえたのは、自分の人生に対する戦略を立て、それを遂行しようとする熱意があったからに他ならないと思っています。
経営者が会社の未来を見据えて、色々な手を打ったり考えたりするのと同じで、ぼくは常に長期的な目線で自分の働く場所を選んできました。
そんなキャリアを歩ませて頂くことになった経緯の中で、「自分が体験した転職活動において非常に困ったこと」「その時に知っておけば良かったこと」「今の自分だからこそ提供できる価値」に基づいて、当ブログを書いています。
具体的には、次の3つの理由に基づいて当ブログを運営しています。
① キャリア形成の考え方について
→ 社内、社外問わず色々な方からご相談を頂き、自分の考えは他の人の役に立てると感じたから
② ぼくの身の回りの転職者に起きている問題
→ ネットで転職情報を調べて、アフィリエイトによって結果的にみんな同じエージェントに登録することに対する違和感
③ リクルートへの転職について
→ 自分がリクルートへの転職を模索しているときに全く情報がない、もしくは参考にならない情報だった。
それぞれについて、細かくお話させてください。
キャリア形成の考え方について
冒頭で軽く触れましたが、改めてぼくの経歴をご紹介します。
自分自身の経験談を書いている、転職アフィリエイターやブロガーと違って、ぼくは転職回数は多くありません。
30歳前半で2回しか転職していないので、面接での話し方や履歴書の書き方などは、他の方の情報の方が有益かもしれません。
しかし、ぼくは自分のキャリアに戦略を立て、同じ仕事でも他の人と違う心構えをしてきたことで、「その経歴じゃ絶対に無理!」と、他の人から言われてた今の仕事を出来ています。
それは、「転職先の選び方」「面接ではこう話せ!」みたいな即効性の高いノウハウやテクニックではありません。
自分に向き合い、自分が行う仕事への取り組み方や働く場所を工夫してきたからです。
その結果、非常に多くの方からご相談頂き、社内では「〇〇(ぼく)の考え方講座」みたいな謎のセミナーまで出来ました。
ありがたいことにTwitterや当ブログを読んでご質問頂くことも増えてきた中で、皆さんが共通の悩みや質問を持っていることを知りました。
個別での対応が難しくなってきた中で、ブログを書くほうが「効率が良い」と感じたのが本ブログを始めたきっかけです。
海外の有名大学やMBAを卒業したわけでもなく、かといって外資の有名企業で圧倒的な成果を出した訳でもないぼくが歩んできたキャリアへの考え方を残したいと思い、ブログを書いています。
身の回りの転職者に起きている問題について
会社の採用プロセスで求職者の方とお会いしたり、個別に転職相談を頂く中で、1つの大きな問題に気づきました。

転職についてブログやサイトを見て調べました

とりあえず大手のエージェントに登録しました。
最近の転職者はネットで転職情報を収集し、転職活動を始める人がほとんでしょう。
皆さんご存知かもしれませんが、アフィリエイターという転職ブログを書いている人が多く存在します。ぼくも転職やキャリアについてのブログを書いているので、その中の1人になります。
彼らのおかげで、転職をする人が増え、終身雇用を前提としていた若者の行動が変わるきっかけとなったことはとても良いことだと思っています。
ぼくも、20代で1回は「環境を変える」という意味で転職をすべきだと考えています。
しかし、そのような転職市場の状況において、改善すべき問題も同時に生じていることを感じたのです。
情報に振り回され、自分の頭で考える機会がない求職者
ぼくも転職活動をしている時には、色々なサイトやブログを参考にしていました

ふむふむ、分かりやすいなぁ・・良いこと書いている
しかし、同時にこんなことも思っていました。

えっ、結局最後に紹介するエージェントってどこも同じじゃん!
転職ブログやサイトに紹介されるエージェントは、ほとんどがASPに登録されている大手の転職エージェントなのです。
このような状況下では、ブロガーやメディアに紹介されるのはASPに登録している大手の転職エージェントが中心になります。

本来であれば、「大手」と「中小」という括りで分けるべきではないのですが、分かり易く説明するためにこのようにカテゴライズしています。
大手エージェントに登録することが決して悪いわけではありません。大手には大手の強さがあり、ぜひ活用すべきです。
問題は「大手のエージェントを使うと何がいいのか?」を分からずに求職者が利用していることです。
大手のエージェントを使う意味を自分で理解していて、大手のみを使うのであれば問題ありませんが、多くの転職者は違います。
転職ブログやメディアに言われるがまま、登録しているだけです。
一方で、中小のエージェントには中小なりの得意分野や強みがあるのです。もちろん、デメリットや弱みもあります。
ここで重要なのが、転職活動をする際には、エージェントの強みや特性を知った上で、自分の状況に合わせたエージェントを選ぶべきであるということです。
ただ、ほとんどの中小のエージェントはASPに登録していないので、多くのブロガーに紹介されることはありません。だから求職者である皆さんも知らないのです。
そこで、ぼくが自分なりの転職活動論やキャリア志向についてご紹介するには中小エージェントの存在を避けて通れません。
だからこそ、多くの方にご協力を頂いて、自分が良いと思うエージェントさんをご紹介する座組みを組むことにしました。
ぼくは会社の面接で求職者と話した時に

この人、もっとちゃんと自分の考えを深掘りして整理したら、良い転職できるのになぁ。今のままでは難しい・・・
と思うことが何回もありました。
彼らこそ、自分に合ったエージェントに出会えてさえすれば、もっと良いキャリアを歩めたのかもしれないと思っています。
それがこのブログを書いている2つ目の理由です。

リクルートへの転職について
最後のブログを書く理由は、キャリアを振り返ってみて大きな転機となったリクルートについてです。
ぼくは銀行からリクルートに転職する際に、ネット上で情報を集めましたが、そもそも情報が少なかったり、アフィリエイト目的の薄い情報ばかりで非常に困りました。
実際に入社してみてからも、本当にリクルートへの転職に興味がある人に届けられる情報がない、と感じています。
だからこそ、銀行からリクルートへ転職した珍しい存在のぼくに個別に連絡が来るのだと思います。

自分のキャリアの転機となったリクルートの良さや実態を伝えるべく、ブログを書いている、というのが3つ目の理由です。
どんなブログにするか?何を発信するか?
繰り返しになりますが、ぼくが書いているのは、面接での話し方や履歴書の書き方などの細かいテクニックではありません。
自分のビジネスキャリアを長い目で見た時に何をすべきか?どう捉えるべきか?など、のキャリア全般における個人の考え方と戦略です。
これまでは、自分の考え方に何の価値もないと思っていましたが、多くの人から質問され、回答することで感謝されることで文章に残す必要性を感じました。
世の中のブロガーやメディアが転職を身近なものにし、自分のビジネスキャリアを考える機会を与えてきたことはとても素晴らしいことだと思っています。
そんな先人が作り上げた現在の状況において、自分だからこそ解決できそうな問題が少しだけ身の回りに起こっていたので、ブログを始めました。
それが、ぼくがこのブログを書く理由です。
このブログを通して少しでも多くの人が自分のキャリアについて真剣に向き合い、望む仕事ができることを願っています。
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