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銀行員時代にMBAに合格したけど行かずに転職を選んだ理由

2019 12/03
銀行員時代にMBAに合格したけど行かずに転職を選んだ理由
  • 多額のお金を払って海外のMBAに行くべきなのか?
  • MBAって本当に意味あるの?

ぼく自身、銀行員をやりながら1年半の猛勉強を経て、2016年に海外MBAの合格の通知を頂きましたが、結果的にMBAに行くことを選びませんでした。

世の中のしくみや、人生のいろはも知らない自分は、ずっとMBAに行くことは成功の可能性をあげる特急券だという風に思ってました。

しかし、合格を頂いたにも関わらず、入学するという選択肢を取らなかったのはなぜか?その理由を今回は述べたいと思います。

目次

そもそもなぜMBAに行きたいの?

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ぼくは近い将来、自分自身をどこにいっても働ける状態にしたいと思ってます。それは物理的な意味ではなく、能力的な意味においてです。その瞬間瞬間で「やりたい!」と思ったことにチャレンジするような人生を送りたいと考えています。

例えば、サラリーマンにおいては『起業してもいいけど、あえて会社員といて働いている』という状態です。他にも、会社内で「事業としてこのサービスをやりたい!」と思った時に行動できるような状態を指しています。

その状態に必要なものは「どんな商売にでも対応できる本質理解力と実行力」だと思ってます。
銀行を最初の就職先に選んだのも、自分の専門業界を狭めることなく、色々な商売を見れるという理由からです。

MBAでは各国の企業の成功の要因分解をしたり、ケーススタディとして疑似体験が出来ます。さらには世界の優秀なクラスメイトと議論をすることで、汎用的、かつ普遍的なビジネス能力がつくのではないかと思っていたのです。

自分がありたい姿に必要な能力を得るためにMBAが必要だと、当時の自分は考えていました。

では、なぜ行かなかったのか?

MBAにはTOEFLという海外経験のない人にとっては地獄のようなテストに加え、GMATという更に難しいテストとエッセイまであります。トップスクールと呼ばれる海外MBAに合格するのは並大抵のことではありません。

MBA受験のための塾や、TOEFLの受験代でおそらく100万くらいは使い、休日もほぼ勉強していました。その結果なんとか合格を頂きました。

しかし、ここまで熱望していたMBA留学への切符を手にしたにも関わらず、あっさりと行くことをやめました。その理由には大きく3つあります。

テクノロジーの進化の恩恵を受けない行為

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技術革新が教育にもたらしたイノベーションは、移動(時間)コストと経済コストの圧縮です。

昔は、有名な教育者の授業や話を聞くためには、その場所に行ってリアルタイムで聞くしか方法がありませんでした。授業を受けることの希少性が高いため、受講料も高く設定されていました。

しかし今はインターネットがそれを可能にしています。リクルートでもスタディサプリというサービスを提供していますが、過去から考えるとまさにイノベーションです。

今の時代はその瞬間、その場にいなくても同じ情報を共有できます。本人の気持ち次第ではどこにいても世界最高峰の教育や情報をキャッチできるといっても過言ではありません。

こういった時代背景や環境の変化により、『海外に移動してまで机上の空論を学ぶことに果たしてどのくらいの価値があるのか?』という問いに自分で答えを見出せませんでした。

生きている時代が少し前であれば、行くことを決断したかもしれません。

趙括より織田信長になりたい。

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趙括 という人物をご存知でしょうか?名将と呼ばれたである趙奢の息子であり、とても頭の切れる方です。

父である趙奢の言葉では、以下のように言っています。

戦場は生き死にの場所であるのに、趙括は無造作に論じている。趙括が趙軍を率いる事になれば、必ず敗れ去るだろう

つまり、いくら机上で空論を述べたって、実践は別のものということです。

一昔前の働き方は、会社を辞めるかやりたいことを諦めるか?のどちらか一方を選ばなければいけませんでした。

しかし今は違います。その中間の選択が可能です。サラリーマンをしながら起業が出来たり、個人で仕事を請け負うことも出来ます。

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セルフブランディング的に魅力的でない

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自分が高卒からニートであれば、MBAを取ったかもしれないと思います。なぜなら、その経験をしてたら面白い人になれそうな気がするからです。

しかし、『慶應大学卒』→『銀行員』→『MBA』 というのは経歴的に面白くありません。マウンティングしたいがために、自分に鎧をたくさん身につけているような気持ちになるのではないか?と本当に思っていました。これは論理や理屈でなく、直感的な話です。

何よりも、このような経歴の領域にはスーパースターがいて、自分は決してそういうタイプではないことを誰よりも理解していました。その土俵では間違いなく勝てないですし、何より自分自身がそこで勝負したいと思えませんでした。

もちろんMBAに行くことの理由は、こういった表面的なものではなく、学べる内容や経験を目的とすべきというのは重々承知の上です。

しかし、それを踏まえた上でも、そのキャリアを辿ったことによる経験値とぼく個人の性格を考えたときに面白くない人になりそうだと感じたので渡米しなかった理由の1つになりました。

以上3点がぼくが海外MBAに行かなかった理由です。

これを正解とするも、行けばよかったと後悔にするのもこれからの自分次第だと思っています。

「その瞬間でやりたいと思ったものにチャレンジする人生を送りたい」と述べましたが、会社員として自分がそれを体現することで、会社員で勤めながら悶々としている人のを動かすきっかけになれたら、と思っています。

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