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ぼやき

レッドブルのヒットから会社員のブランディングのヒントを見つける

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サラリーマンは会社の内と外で自分をブランディングするべき

 
 
 
 
 
ぼくは、会社員でも自分という個性を差別化し、社内と社外で色々なことをチャレンジする人生を送りたいと思っています。(※副業可の会社で働くことでビジネスパーソンが成長できる理由
 
 
 
その中で大切になってくるのは『セルフブランディング』です。
 
 

 
 
 
定年まで働く銀行員と、銀行員をしながら大学教授をしている人がいた場合、どちらが稀少性が高いか?は火を見るよりも明らかです。
 
 
 
これからの時代は会社員、起業家問わず、このような働き方や人材が主流になっていくことでしょう。
 
 
 
しかし、過去のキャリアや今の肩書きだけで、他の人との違いを出せるのは本当に一部の人だけでないでしょうか?
 
 
 
 
では、同じような経歴の人が多い場合、どのように他の人と差別化を図っていけばいいのか?
 
 
 
ぼくはそれを知るために、世界的に大ヒットしている「レッドブル」について調べてみました。なぜなら、過去の歴史の中で飲料というものは不可欠なものであり、生産活動における限界費用が下がっつた今では更に競争が激化している領域だからです。
 
 
 
 
その中で、差別化戦略に成功し、高利益を出し続けている要因は何なのか?を自分の整理のためにまとめたので記載します。
 
 
 
 

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タイの栄養ドリンクをオーストラリア人がブランディング

 
 
 
 
 
1970年代末、タイでは日本産の栄養ドリンク「リポビタンD」が広く普及していました。
 
 
これに目を付けた中国系タイ人のチャリアオ・ユーウィッタヤーという人が、独自に調合した「カティンデン」を「リポビタンD」より安価な値段で売りだしたところ、低所得層を中心に爆発的なヒットを記録。
 
 
 
さらに、80年代に入り、歯磨き粉のセールスマンとしてタイに来ていた、オーストリア人のディートリヒ・マテシッツの目に止まり、ライセンス契約がなされ、ヨーロッパでも販売がはじまりました。
 
 
 
その後の世界的なヒットはみなさんご存知の通りです。
 


 
ちなみにタイで売りだされていた「カティンデン(Krating Daeng)」のカティンはウシ科の動物であるガウル、デンは赤色を意味しています。ですので、「Red Bull」は「Krating Daeng」をそのまま英語にしたものになります。
 
 

今でもタイのレッドブルと世界で大ヒットしているレッドブルは別で販売しており、タイではどちらも楽しめるようです。
 
 
 

 
 
 
タイ産レッドブルがなければ、世界的なエナジードリンクであるレッドブルも、もちろん誕生することがなかったでしょう。
 
 
 
つまり、商品自体も当然のことながら大切ですが、商品が届けるストーリーや世界観が大きな違いを生み出すということです。
 
 
 
ではレッドブルはどんなストーリーや世界観を生み出したのでしょう?そしてそれをどのように購入者に伝えたのでしょうか?
 
 
 
 
 

レッドブルのストーリーと世界観・ビジョン

 
 
レッドブル創業者のディートリッヒ・マテシッツは「レッドブルは単なる飲料ではなくエキサイティングな体験であり、スリルや冒険である」と語っています。

 

このエキサイティングな体験というのがキーポイントです。実際、ここへのこだわりが表れているのが 飲料の種別の設定の仕方です。

レッドブルは栄養ドリンクではありません。”エナジードリンク”という新たなジャンルをつくっているのです。

 
 

栄養ドリンクとして売り出すと、既に馴染みのある栄養ドリンクと戦うことになり、ユーザーから、「あぁリポビタンDみたいなやつか」と思われてしまいます。
 
 

レッドブルはそれを避けて清涼飲料水のコーナーに置き、あくまでエナジードリンクとして販売している他の商品との「届ける価値が違う」ことをPRしているのです。

これらのことからコンセプトやビジョンへのこだわりが強いことが分かります。そして、そのこだわりは購入者へ浸透してこそ、初めて意味を持ちます

 
 

では、このコンセプトをどのように世界中のたくさんの人に伝えていったのでしょうか?

 

レッドブルのコンセプトを伝えるマーケティング

 
 
 
 
レッドブルのマーケティングの中心は、商品自体ではありません
 

商品を通じたエキサイティングな体験をユーザーに憑依させるために主催するスポーツイベントを通してユーザーと接点を取り、エキサイティングな感動や疑似体験を与えています
 
 

つまり、コンテンツの主役は商品ではなく、真剣勝負を挑むアスリートなのです。
 
 

こういった背景やコンセプトがあるからこそ、レッドブルがマーケティングとして資金を出すスポーツは数多いのです。
 
 
 
F1 ・サッカー、アイスホッケー、ビーチバレー、BMX(自転車競技の一種)ダカール・ラリー(未整備道路を走破するモータースポーツ・ラリーレイドの一種)、スキージャンプ、競技ドリフト、エアレース(飛行機を用いて飛行技術や機体性能を競いあうモータースポーツ)などなど
 
 
 
 

ボクらは世界の快挙を見ているつもりでも、実はずっとRed Bullの宣伝をみている。

出典Red Bullは、PR戦略も世界トップクラス。今回のチャレンジも100億円を軽く超えるだろう。 | 野呂エイシロウ Official Site

 
 
 
人は興奮や感動を誰かに伝えたくなるものです。アスリートが奮闘し、勝利を手にする姿にユーザーは共鳴し、心を揺さぶられます。そして共鳴が感動と興奮を呼び、ソーシャルメディアで連鎖と拡散が起こります。
 
 
 

ぼくもロシアでのキックオフのカウントダウンのスタジアムの雰囲気、ゴールを決めた際の観客が1つになって大声で歌う習慣などを、すぐにその場でSNS上でシェアしていました。
 

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さらに、レッドブルはスポーツの他に音楽やゲームイベントも企画し、「Red Bull TV」で様々なコンテンツ配信を行っています。
 
 
 
また、FacebookやTwitter、Google+、Instagram、YouTube、Pinterestなどの多数のソーシャルメディアアカウントを持ち、刺激的な動画を配信し続けています。

 
ここまでこだわり作られたコンセプトの軸を象徴しているような話があります。
 
 
レッドブルは、知名度が無い時代に、わざとライブハウスやオートレース場のトイレに空き缶を潰して放置していた、と言われており、その結果、ライブハウスやレース場は非常にエキサイティングな場所において、「興奮するところにレッドブルあり」という世界感が作り上げられました。
一時、小さな子どもを持つ母親たちからレッドブルは不良の飲み物だ」というようなことまで言われたそうです。
 
 
 
 
 
 

ビジョンの凄まじい浸透具合と云えるでしょう。

 
 
そして、近年でも街中でゲリラ的に派手なレッドブルカーを出現させており、ゲリラ的に商品のサンプリングなども、継続的に行なっています。
 

特異なコンセプト・世界観の確立、そしてそれを数えきれない人へ伝える手法は本当に参考になります。

 
肩書きや特異なキャリアがなくとも、自分が成し遂げたい世界観やビジョンを掲げ、それをブラさずに発信し、行動し続けることで個人ブランディングは可能だと思います。

 
 
そこに会社員だからといって、右ならえ右の発言をしているといつまで経っても替えの効かない人材にはなり得ません。特別なスキルがなくとも自分自身の軸を明確化し、それに基づいた行動や発言をすることが非常に大切だと思っています。
 
 
 
ぼくは銀行からリクルートに転職したという背景も相まって、今のリクルートという会社においては変わった人と思われています。変と思われることが重要なわけではもちろんありませんが、自分の思うことを組織に対して曲げずに行動していくことが、結果的に人と違う価値や仕事を作り出すと信じています。
 
 
 
みなさんもぼくと一緒に、「人生で成し遂げたいこと」を考えることから始めませんか?
 
 
 
最後までご一読頂き、ありがとうございました。