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スポーツもビジネスも「ルールを作る」ことを目指すべきだ

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ビジネスでは、ブルーオーシャンとかレッドオーシャンという言葉が頻繁に用いられ、
過熱している市場への参加は危険と言われています。
 
 
ご存知の方も多く、有名すぎるゴールドラッシュのお話もその代表例といえます。
 
 
1848年、アメリカ西海岸でゴールドラッシュが始まった。
全米中から金を求めてたくさんの人々が集まり、我こそがと、金を掘り当てて一財産を築こうとした。
しかし、当時の西海岸では突然多くの人々が押し寄せたため、生活用品が需要過多となって、物価が高騰。多くの採掘者たちは、物価高に悩まされて採掘をあきらめたと言われている。
そんな中、一番儲けたのは、金を掘り当てようとした人ではなく、採掘者たちに機材や衣服を売った人たちだった。ゴールドラッシュの採掘者たちに、丈夫で使い勝手のいいキャンパス地のパンツを売ったのが、リーバイスの始まりだと言われている。
 
 
 
サッカーのみならずスポーツビジネス界の熱もだんだんと高まっており、
これからレッドオーシャン化していくジャンルも出てくるのでは?と思っています。
 

 
 

日本が目指すべきポジショニング

 
 
その中でも常にブルーオーシャンになれるポジショニングがあると思う。
 

 
それは『ルールを作る人』です。
 
 
もちろんルールを作るには色んな意味での力が必要になってきます。
 
ビジネス界で言えば、会社という枠組みを作った人と、それにのっかっている従業員と呼ばれる人がいます。
 
サッカー界で言えば、チャンピオンズリーグを主催している人たち、プレミアリーグの放映権を持っている人たち、 FIFAがルールを作った人が『ルールを作る人』に当たります。
 
そして、金を掘り当てようとしているのは、ワールドカップで良い結果を残そうと、代表の強化をしているサッカー後進国のサッカー協会や、海外クラブに売却をして移籍金をもらおうとするチームたちです。
 
 
 
 
過去の積み重ねにより、現状のパワーバランスが明確になってしまっていて、
そうせざるのを得ないのは仕方のないことだと思います。
 
 
 
しかし、このルールを作りに行くかどうかでスポーツビジネスでの成功の明暗が分かれるのもまた事実です。
 
 
 
そしてこのルールを作りに行く、胴元になる、ということに関して、日本は苦手としています。
 
 
それに関してはフェンシングの太田さんもインタビューで話されていました。

 
「日本人の一番の特徴は、ルールを本当にしっかり守ること。しかしルールそのものを作ろうとはあまり思わない。たとえばジャンプ競技なら、日本人が勝ち過ぎるからルールが改定されるというような報道のされ方をする。こうしたメディアの曲がった報道の仕方はすごく嫌いだが、そもそもの問題は、ルールを作る側に日本人がいないこと。環境変化に伴ってルールは変わって当然のもの。ルールに文句を言った瞬間、成長が止まる。だったらルールを作る側にもっと人材を送りこむアプローチをすればいい」 
引用:フェンシング 太田雄貴 選手が語る、グローバル人材育成論 いかにして志を育くむか
 
 
 

ルールを作りに行かない日本の組織体制

 
 
 
正確には、日本人は苦手なのではなく、日本のスポーツ業界の組織体系により、ルールを作りにいけない構造になっています。
具体的には、会長の任期が2年とかだったり、役職者が「国際大会◯◯位以上」みたいなミッションを与えられたりしているので、長期的に『ルール作りにいく』ことを誰もやらなくなります。
 
 
 
 
別記事で書きましたが、日本人はスポーツでおカネを稼ぐことを美徳としない謎の文化があり、オリンピック競技がその最たる例だと思っています。
 
 
オリンピック期間中は、メダルを取れば、たとえマイナースポーツでも大いに盛り上がり、そこで生まれるストーリーや、メダル獲得者のドキュメンタリーショートドラマなどまで各メディアで報道されたりします。
 
 
 
だが、オリンピックというお祭りが終わるとそのスポーツがマイナーであればあるほど、そのスポーツ熱の冷め方は顕著です。
 
 

 
 
つまりオリンピックという異国の人たちが用意したイベントに、いつまでも、参加してメダルのみを狙いつづける立場になってしまっているということです。
 
 
これが日本がスポーツビジネスで世界で勝てない要因の1つであり、長期的に取り組んでいかないといけない課題だと思います。
 
 
フェンシングもまさにその代表例であり、日本のフェンシングというスポーツの存在価値は、メダルを取るためだけのものになっています。
 
 
そこを先ほどのインタビュー太田さんは、運営側の世界の中心に入っていこうとしたり、オリンピック一過性のスポーツにならないような取り組みをされています。
 
 

 

ぼくはこれと同じようなことをサッカーでもやりたいと思っています。
 
サッカーとフェンシングはスポーツ界の中での立ち位置は違いますが、日本のサッカービジネスにおける課題は似たようなものがあると思っています。
 
 
 
そこを変えていく、そしてそれに関わる人の人生も変えていく、そんなことをしたいと思っています。